書かなければならないこと

 山ほどある。けれど、すべては書きつくせない。アジア太平洋みどりの京都会議2005に行って来た。生まれて初めての国際会議参加。しびれた。この話があがったとき、あるお客さんが自分も参加してもよいかと訊ねられた。もちろんよろしいです、と答えたが彼は生まれて一度だけでもこの国際会議と名のついたものに参加したかったのだと説明してくれた。なるほど、国際会議。これを実感したのは、会場でたくさんの国々の人々が一堂に会したとき。中国と、台湾の国の人、あるいは、インドネシア東ティモールの国の人とのやり取りなど。これはさすがに緊張感が走った。あっ、これが世界なのかー!と感じた瞬間だった。
 それにしても、日に日に海水面が上昇している国々の人々が、温暖化についての共同決議案を採択する際、温暖化を止める、となっていた文面を、緩和させるに訂正を求めるあたりもかなりリアリティーと緊張感が走った。
 会議外のやり取りで、ドイツ緑の党も宮崎アニメの森のルーツもタスマニアだという話しを聞いた。めったにどこに行きたいと思うことのない僕が、俄然タスマニアに行きたくなった。そして、オーストラリア緑の党のボブ・ブラウンが死んだ父、保之に似ているときたら行かないわけにはいかない。
吉野、熊野、伊勢大麻と思っていたら、どうやら、もっと遠くの場所が僕を呼んでいるらしい。タスマニアタスマニアタスマニア・・・