2006-01-01から1年間の記事一覧

ひと( )、そら( )、とき( )

人( )、空( )、時( )。まるで、なぞなぞ的な書き出しだけれど、ずっとこのことを考えていた。あの世とこの世のなぞは、すでに解けた。この世は実はすべて、あの世によって埋め尽くされている。したがって、死んだらどこへ行くのか、という問いに対して…

星空がこぼれる夜に

なんとなく、悶々とする日々が続いていた。戌年の僕は、本能的にどうすれば癒されるかを知っている。海だ。海に行って泳ぐ。のが一番だがさすがにそれは無理っぽい。冬だから。けれど、昨夜バンドの練習が終わって外に出て空を仰ぐと、海からの優しい風が頬…

マノビートと大杉老子

今年もカウントダウンの日が近づいてきた。5年目になるDoonがおいしいところで登場。その前には、花の3人娘のベリーダンスショウ。そして、今年はぼくはマノビートという新しいバンドでステージに立つ。日夜、その練習に励む師走のぼくたち。今年1年でやり残…

心にもないこと

先日、ある人に対し“心にもないこと”を言ってしまった。けれど、その人はもっとも冷静に対処し、そのおかげであるべきところに落ち着いた。僕自身、“心にもないこと”という認識があったため問題は起きず、事なきを得た。当然のことながら、後日その無礼に対…

今夜も・・・

美人ばっかりだった。まえさん、ごめん・・・

美人

昨夜のSeventh Camp #2はすごかった。各バンドの演奏の迫力もさることながら、女性のお客様がとにかく美人ばかり。もぎりをしていた藤森りんと、深夜のカウンターでカレーを食べながら、「とにかく、美人ばかり・・・」と深い沈黙に落ちる。内気な僕たちは、…

掃除

朝から、掃除三昧。厨房、エアコン・・・。まだまだだけれど、大変気持ちよい。子供のころ、一度掃除すれば、もう二度と掃除しなくてよい何かを考え付けばノーベル賞もんだな〜、そう思ったことがある。年月が経って、今思うことは、埃、塵に感謝〜!である…

僕はこんなに幸福なのに

とてつもない何かに押しつぶされそうになって、生きている人がいる。必死に一日を、一瞬を、か細い息でつないでいる。そんな人のなんと多いことか!もはや、僕の悩みは僕の中にはない。螺旋の背中には、やはり「空」なる僕がいる。同じように、問いかけ、満…

嬉しい昼下がり。懐かしい逆上がり。

昼下がりに、初めてご来店されたサラリーマン風の男性がカウンターに座り、カレーを注文された。実は、初めて来られたお客様がカウンターに着席されるときほど、僕はドキドキすることはない。粗、粗相があってはいけない!と心の中で繰り返す。おろおろしな…

わくわくアースデーウィーク!

今夜、早くも来年度のアースデー石川のミーティングがメロメロポッチで開かれた。実行委員長は小松さんから、巻奈民子さんへ。今年からバトンタッチ!これまで、やがて10年、11年アースデーに関わってきたが、最も楽しいミーティングだった。すごいことにな…

ことばにできないあふれでるものたち

幸せという言葉のチープさ。理屈と真実が孕む暴力性。突拍子のない愛のない質問。悲しみに含まれる深い味わい。孤独が与えてくれる静けさの意味合い。 なぜ人は、静かに見つめ続けることができないのか。なぜ、早急に答えを求めるのか、あるいはなぜ、そんな…

アフリカ

今夜のジャングルナイト(レコージャングル主催のdeep DJイベント)は、アフリカ特集とDEEP FUNK特集の最終回。またしてもCDを予約してしまったことは言うまでもないが、一子さんが配布してくれたアフリカの資料が衝撃的だった。幼児死亡率のダントツの高さ、…

贅沢

「日記ごぶさたやじ。」とあるお客様からのご指摘。贅沢なことに、あまりにネタが多すぎて、逆に書けない。零れ落ちることが多すぎて、それならいっそう掬わずに、と・・・。けれど、心のどこかに、書かねば。今こそ書かねばと、ささやく僕もいる。 かなりの寝…

ひみつ

メロメロポッチでLIVEをしてくださったミュージシャンで、この場所の素敵なひみつを教えてくださった方を先日ふと思い出した。たった1度のライブで、おそらく直感的に彼のメロポチライブは2度とないと思う。ライブを終えた彼はカウンターで2,3,話され、…

まきさんと働く

マヤ暦でいうところの「青い手」まきたつひこさんと働き出して何日かが過ぎた。スロウと地球となみこをこよなく愛する彼は24歳。若いけれど、いろいろなことを僕に教えてくれる。そして寛大だ。どのようなお客様にもゆっくりと温かく応対してくれる。見習…

金沢市民芸術村10周年

今夜、レンガ亭で金沢市民芸術村10周年を記念した、歴代ディレクターと職員の皆さんが集まる飲み会が催された。僕は、現在のpit1マルチ工房の前身、エコライフ工房の元ディレクターとして、参加させていただいた。 現在の金沢の芸術をクリエイトしている豪…

通夜と葬儀

世話になった伯父さんが79歳で亡くなった。僕を囲む伯母様は、80歳、81歳、82歳、83歳、84歳。みんなご機嫌な女性たち。僕は親戚が大好きだ。それぞれの顔にそれぞれの人生が刻まれている。伯父も伯母も従兄弟もみんな大好きだ。だから、冠婚葬…

出し尽くす。

「白山虹の祭」、9月8日から11日まで。やってまいりました。私だし尽くしました。メールのお返事、いろいろな問い合わせいただいておりますが、あさってから始めたいと思います。なんにもなくなりました。ごめんなさい。そして、このような我侭をさせて…

おことば。

ぐさりとくるおことば、いただきました。「南無阿弥陀仏」 1.我々は量り知ることのできない命と光を本体としながらも 2.人よりは抽象的にして、悟りそのものよりは具体的な存在に対して、 3.心から従うこと 勝手な転載ですが、載せずにはいられない。…

イエスの死、ソクラテスの毒杯

宗教は、宗教以前に戻るための必死のシステムであり、多くの人々が平和に共存するための知恵である。鍵はイエスの死、ソクラテスの毒杯にある。 イエスの死をどう捉えるか、そして自らの死をいかなるものと、捉えるか。一言でいって、理不尽である。しかしそ…

nan-nimo-nai

昨夜は、輪島にて金蔵万燈会に、パズル・ピース・ザ・サーカスの一員として参加させていただいた。昨年はドリンク販売店「メロメロポッチ」としての参加だったけれど、今年はまったく違うニュアンスの関係だった。始まってほとんど、ステージ横のPA卓に張り…

この余白・・・

深夜3時過ぎ、携帯の電話が鳴った。某男性のお客様より。「もうだめや・・・」ときどき、このような電話をいただく。寝ぼけてはいるが、ぼんやりと正面から話を聞く。直感から伝わるのは、あっ、別の人が入っているな、ということ。そして、生きていくこと、…

花束

今夜、ひさしぶりにぽっかりと予定のない夜がやって来た。予定がないといっても、やらなければならないことは山ほどある。そのための夜でもあった。けれど、やはりそんな日はそんな日だ。とある女性のお客様が入院中という話を聞いた。2〜3年、店に来られ…

至福

メロメロポッチという空間。まるで生き物のようなこの空間は、ずっと待っていた。そして、餓えていた。今夜という夜を。長谷川健一の歌が鳴り響くこの夜を。昨年のゴールデンウィーク、セッションバンドのSHERPAの陽氏がゲストで呼んでくださり、メロメロポ…

ヒデヨヴィッチ上杉氏

またしてもやられた。京都からの上杉氏。赤い空歩く者・・徹底的にインターナショナル。冗句を忘れず。あふれ出すエナジー。 まるで、藤森利晋氏の兄貴のような輪郭。途切れない、否むしろ畳み掛けるようなギターのリフ。何故か、関組長の友人。ガツンと、魂…

テル

最近もっともdeepなお客さまで、テルさんという方がおられる。激しいダンスと生き生きとした瞳が印象的な若者。ナイスガイ。彼が何日か前、そう、ちょうど「あすなろう」のライブがあった夜の言葉がまた忘れられない。 「畏れるな 望めば 望むことが 起こる」…

イタリア優勝の予感

ワールドカップサッカーもイタリアの優勝で幕を閉じた。メロポチの常連さんに、何故か、イタリア優勝を予選リーグから告げていた自分にとって、「やっぱり・・・」という結果だったが、根拠は何もなかった。ただの直感だった。あえて言えば、「ダヴィンチ・…

おやすみ。

おはようも、こんにちはもいいけれど、おやすみってもっと素敵かも。

日々、Dairy、出入り・・・

昨夜はメロメロポッチ8周年記念日。たくさんのお客様、楽しいライブ、素敵な夜はとことん続いた。 あけて、本日。某お客様の母上の葬儀参列。店にたたずむ某お客様のさらにディープな葬儀の話題。そして、最後に愛あふれるO'bata氏の演奏後に聞かされた某お…

遠くの友

昨日から、福山に行って来た。後輩が結婚したのだ。失礼な言い方をすると、もっとも結婚とは疎遠なイメージの男。しかし、いたのだ。まったく彼にぴったりの素敵な女性が。僕の心配は、まったく杞憂に終わった。我侭な彼をそのまま、受け入れてくれる彼女に…