2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルーストレイン

人生は、まるで祭りのようで、気づけば一人、何事もなかったようで。走っているようなこのグルーブ感は、クールに切なさを写すブルーストレインのような気がする。吐き出す煙とあふれるジョーク。列車が右に傾けば、左に慌てて向きを変え、ブレーキが踏み込…

手を合わせることの意味

僕が高校生のとき、某国語の先生は、死んでいる人を前に、心を動かされぬように手と手を合わせる・・・(動揺せぬように、あるいは、穢れた状態である「死」から自分の心を守るために)そのように教わった。 なんとなく納得していたような気がしていたが、先日…

山口 洋は死んだのか!?

とんでもない。とんでもない。永遠に死なない。どんな言葉を墓に刻んでくれといっても、絶対に死なない。New Album “land of music”の僕の印象がそれほどよくないと、出迎えた洋兄貴は僕のテンションの低さから予想される。「3年後には熊野にもわかるさ」ラ…

ダンス!

昔日のある哲学者は、我々自身を「肉体の奴隷」とあらわした。肉体から発する欲望、あるいは痛み、あるいは快楽、あるいは感覚。すべて我々は肉体に従属し、生き続ける限りそこから逃れることはできない、と。 果たして、肉体からの解放はおこりうるのか?私…

心美しき乙女の歌声

アカペラサークル「メロメロ」は、その名前からして他人とは思えない。今夜も彼らのご機嫌なハーモニーが市場の地下室に鳴り響いた。そして、後半戦。「皆さん、きれいなお姉さんは好きですか〜!?」という紹介とともに現れたグループ。歌もさることながら…

噛み合わせ。

すべてのお客様が帰られた後、今夜はじめてバイトに入ったF氏との会話は、呼吸の際、鼻の穴はどのように機能するか、という話題から始まった。結論から言えば、鼻の穴は、2〜3時間ごとに、左右入れ替わりながら、仕事をしている。それは、覚めていても、寝…

魂を信じない女性

今夜のライブは92回目のSU-PERCUSSIONこと、小幡 亨氏のマンスリーライブ。このライブを観ずして、メロメロポッチを語ることはもぐりであり、このライブを観ずしてメロメロポッチに満足するものは「仁和寺の法師」である。この夜、僕は不思議な体験をした…

おもしろいことはいっぱいあるけれど、

あえてつまらないもの。予定台詞。言うことが予想できる言葉。人生の舞台は、心と同じくとどまることを知らない。どれほど控えめに生きても、生きるという行為があふれている。それだから、生きている。何気なく生きるとも、嘆きつつ生きるとも、淡々と生き…