2005-01-01から1年間の記事一覧

びっくりすます!

最高のクリスマスだった。これまでの人生の中で。もちろん、これまでも最高のクリスマスをいくつも経験してきたが、今年の僕にとって今年が最高だった。 まず、24日のイブ。サンタがメロメロポッチにやって来た。この夜は、四面ソクラテスというバンドの初…

ひとり

今夜、一人で映画を観た。高校時代もよく学校帰りに一人で映画を観た事があったが、この年齢で、一人で、しかもこの季節。何かさびしい気持ちになった。帰りのエレベーターで鑑賞後の4人が一緒になった。二人の若い女の子同士をのぞいて誰も知らない。けれ…

優しい音

120人のお客さんを前にしてHEATWAVE トリオ VERSION の奏でた音はあまりにも優しく、愛に包まれていた。今夜、アンダーグランドライブの前に、RAT TOWN ことかっちゃんと、パーカッションのふかお氏とも、ライブの感想を語り合った。ともに大絶賛してくれた…

幸せになれた・・・

今夜、SU-PERCUSSION のライブの後、小幡 亨さんが、お客様との会話の中でおっしゃられた。僕の音楽観、音感は小幡さんによって培われたといっても過言ではない。丸7年を超えるマンスリー最長不倒記録更新中のTHE KING OF LIVE IN メロメロポッチ。近江町が…

沈黙は金(きん)

沈黙にこめられる思い。素敵な時間ほど、静かに過ごすべきだ。サイレンスほど感情を浮き立たせる。そう、何も言わなくていい。なにも。心で味わうべきとき。しゃべりは禁物。感じるべきとき、生きるリアリティーがそこにある。

昨夜トラベルボンバーズ(自分が主催する劇団)の「赤ドクターと黒ナース 失われた禁断のカルテ」公演の打ち上げの飲み会が行われた。とにかく反省だらけの会だったが、ご機嫌に盛り上がった。しかし深夜、家に帰ってびっくり。窓を開けっ放しだったのだ! 半分…

懐かしい人

今日は、久しぶりのお客さんが立て続けに来られたハッピーな一日だった。時代の流れの中で皆さん、生き生きと生きておられる様は、勇気付けられるものがあった。阿曽村さん。知る人ぞ知る、メロメロマニア。某王手企業の部長さんとして転勤になる5年前あたり…

ダンシング・ハバナ

先週のレコードジャングル主催のDJイベント、「ジャングルナイト」はサルサ特集〜キューバンにメロメロ〜だった。サルサのイベントはレコジャン主催でいくつかあったが、とうとう火がついた。あるお客さんがシネモンドに「永遠のハバナ」「ダンシング・ハバナ…

存在というエナジー

形あるものは、実は空間だらけ。素粒子からなり、あらゆるものはスカスカ。しかしその存在そのものはエナジー。そんな会話が昼下がり飛び交う。音、そのものが及ぼす影響とパワー。光がこの地下室に差してきた。気温が下がっても上がるものがある。不思議な…

深夜にカレーを食いながら

予期せぬ35年間を振り返る。予期せぬこの人生を。人の一生はそれほど複雑なものではなく、単純な毎日の繰り返しによって継続される。そして何かを待っている。人それぞれ違ってもみんな何かを待っている。 あの日と変わらぬ心で生きるものは何人いるだろう…

ひきこもってちゃだめよ〜

今日、ひさしぶりに某ひきこもりのお客様が出てきてくれた。日本人の7割が鬱傾向にあるという衝撃的な話もあるが、やっぱり出てこなくちゃいけない。最初はうわついていたお客様も、最後にはご機嫌な笑顔で帰られた。引きこもるのにもパワーがいるし、相当の…

最高のLIVE

今夜のWAYNO ニューアルバム発売記念ライブは最高によかった。後半の盛り上がり、エンドに向けたテンション、アンコールでのこれでもかのサウンドとリズム。世界のスタンダードを十分に堪能できた夜だった。僕の心の中には「やめられん〜!!」というシャウ…

唐突な質問

先日、初めて来店してくださった女の子が唐突に「死」について質問された。直接、僕に対する質問ではなかったので文脈がつかめず、えらく唐突に感じた。質問を受けたお客様は、そのお客様なりの真剣な回答をされていた。 アメーバだった僕らのご先祖様は、種…

僕たちの平和の運動は広がるか?

アンダーグランドライブのあとの余韻の中、RAT TOWN ことかっちゃん、そして榊アロハシャツ商店の店主、ならちゃんこと榊氏と僕の3人でハイテンションな会話が弾んだ。いろいろな話題で気持ちよく盛り上ったが、僕の中で最もボルテージが上がった内容は「果…

木へんに秋

木へんに春は椿(つばき)、木へんに夏は榎(えのき)、木へんに冬は柊(ヒイラギ)、そしてもっとも知る人が少ない木へんに秋。この木へん質問ほかマッチ棒クイズを初めて出会うかわいい娘に浴びせかけるおじさまがメロメロポッチの常連さんにおられる。マッチ…

オートノミー

月末、11月26日(土)にメロメロポッチで予定されているイベント「黄金狂時代〜魅惑の放課後」に激団トラベルボンバーズが出演する。演題は「赤ドクターと黒ナース〜失われた禁断のカルテ」 子供から大人まで楽しめた前回の内容とは打って変わって、R指定の大…

モード チェンジ

11月1日。モードが変わった。世界が大きく変化したのだ。この日を境に僕の世界も大きく変わった。ダイエー金沢店だけではない。近江町もすでに死んでいる。死んでいる現場を直視せず、空虚な株で泡を稼ごうとする人々。もう忘れたらしい。ほんの前のあの出来…

ありがとう! 10月。

今月も盛りだくさんの一ヶ月。長く感じた。それだけゆったりと感じることができた。最後の30日のラバーズライブでは思いもかけず泣けてきた。自信を取り戻す人、新しい道を探すたびに出る人、相かわらず闇を手探りする人、心の中の光をとにかく見続ける人、…

書き直し

今夜2回目の日記のトライ。文脈は違っても謝るしかない。ごめんなさい。気の利いた言葉も浮かばず、ただ、ごめんなさい。永遠に反省しております。ごめんなさい。

忘れてしまえ!

どんどん忘れてしまえ!どんどん、どんどん・・・それでも忘れられないものがある。それでも染み付いてしまうものがある。それこそが・・・である。昼下がり、某お客さんの言葉。 確かに、カメラにビデオ、携帯でもちょいっと、簡単に記憶できる媒体があふれ…

デート

今日、ひょんなことからデートをした。美女と野獣と私。3人で鳥越村まで。昨日あらゆる可能性を考えても実現することは思いもつかないデートだった。彼女は鈴のような美しい声で流れる秋の景色を賛美し、野獣はどこまでも深い洞察で足元を見つめる。そしてジ…

人生

何かを得るために生きているとずっと思ってきた。漠然と。何の疑いもなく。けれど、35歳。人生はすべてを失うために生きているように思える。そう考えると、零れ落ちるすべてがきらきらと輝いて見える。失うことは流れること。流れることは生きること。そし…

一本の木

必死に生きようとする一本の木に心を奪われる。器用そうに見えて(あるいは天才!?)、不器用きわまりなくあくまでも自分の生き方にこだわる。けれどその実、自分が伸びることも忘れ、まわりの枝をどんどん成長させることに一生懸命。せつないほどに瞬間に生…

その人の持つ空気感

ぼくたちは、服を着ている。だけど、その上から空気をまとっている。カウンターに座る10人には10人の空気感がある。その人が好きか嫌いか、は詰まるところ、この空気感によるのではないか、と感じる今日この頃。 顔、会話、表情、声、手振り、話題、ジョ…

おもしろくなってきた

今夜久しぶりにライブが終わってからバイトのU君と飯を食いながら話をした。将来的には映像で飯を食っていくであろう有望な男である。 はじめに先日公演した演劇「次のお皿」について。そしてU君の製作しようとするものの動機について。最後に現在ぼくが抱く…

夢にでちゃった。

先日、昼下がりのランチタイム。時々たずねてくださる女の子が一人カウンターに座った。例のごとくご飯を注文してくださり、食べ終わるとおもむろに「昨夜マスターの夢を見たので今日やってきた・・・」と。夢の内容についてはここでは伏せておくが、思いも…

「無」と戯れたい

ありふれた言葉であらわせるほど人の心は単純ではなく、常に先は予測不可能。流れ去る時間に気づくのは自分の怠惰と優柔不断。果たして私が触れたものは何だったのか?思い出せない混沌のなか「無」と戯れたい。 届いた手紙に安堵の息をつく。夏は行ってしま…

親孝行

親孝行について考えた。一日でも親より長く生きること。自分の最後の瞬間にこの人生、生きてよかった。与えてくれてありがとう!の気持ちで逝くこと。この二つが大きな柱になるように思うのだが、今の僕には分からない。たぶん、老子の考えのように、親孝行…

ハッとしてグー

「あなたは死んでいる人?」そんなふうに尋ねられたことは、初めてだったような気がする。とっさに生きていることをアピールせねば、と思う反面、心の中では、ああ生きていても死んでいてもさほど大きな問題ではないなと感じる冷めた自分がいた。そして、かな…

長谷川健一

幽霊のように歌う長谷健。まるで聞き取れない長谷健。なぜか何度も聞いてしまう長谷健。一言でしびれてしまう長谷健。そしてドンキーおじさん。ここ何ヶ月で強烈にヘビーローテーションでかけまくるシンガー。 あらそいのない ひだまりはないこのワンフレー…