自然の力

 落ち込んでいる僕に、ある人が自然に触れて自然の力をもらいなさいと言ってくれた。確かにここのところ自然に触れる機会がない。
 ちょっとした自然に触れてみた。すると、なんとなくやる気が出てくる。
 最近カウンターで鬱のことがよく話題に出る。おそらく原因は時間の流れが狂ってくることが影響するように思う。自然の時間、自分の周囲の時間、自分の心の中の時間。この3つが同じ流れであれば問題はない。けれど、心に引っ掛かる事があり、そこで時間が止まったりすると、現実と自分の内面の時間にギャップが生じ、生きるリアリティーが失われ,如いては虚無の世界に落ち込んでしまうのではないだろうか?あくまでも一つの考え方だけれど、自分自身気をつける必要を感じる。あるお客さんが、鬱になって病院に通おうとしたところ、まったく君は大丈夫、と言われ、今日に至っている。気の持ちようとはまさにこの病にこそふさわしい。そんな話を聞いたことがあるが、これは誰もがふっとした瞬間に鬱の世界に落ち込んでしまうことを暗に示唆しているように思われる。けれど、そんな症状も体からの大切なメッセージだとしたら・・・結論はやはりなんとも言えない。
 それもまた人生、と言って受け止めていく以外に・・・