渋谷、香林坊での街宣。

 東京は渋谷、金沢は香林坊で2日続けて街宣活動をした。生まれて初めて。
環境政党緑の会議を打ち立てるために。僕の心に迷いはない。国政に環境を旗印にする政党がひとつぐらいあっていいはずだ。どちらも見ず知らずの人が暖かく聞いてくださった。やはり、みんなの心の中にはこのままではなんとなくこの地球やばそう・・・という潜在的な不安があるに違いない。
 参謀の杉野君と昨夜話をしたが、坂本龍一も実は現在の社会的、政治的活動の根底にはミヒャエル・エンデの思想があるそうだ。僕自身、大学時代、月刊プレイボーイのエンデのロングインタビューを切り抜いていまだにたいせつにもっている。モモもお気に入りの一冊だ。生まれて初めて女の子と観に行った映画はネバーエンディングストーリー。彼は、すでに資本主義の限界を見ていた。芸術や、教育、農業といったものは、売れればよいものという価値観には決して収まらない。そして、一人一人の価値観や個性は、経済という範疇だけでは決して理解することはできない。
 経済至上主義の現在の政治的スタンスを、どうやってパラダイムシフトさせていくか、それを超える「環境/いのち」の重要性を強く訴えていくしかない。