命日

 昨日8月10日は、父保之の命日だった。なんとなく調子の出ない、あえていえば、さえない一日だった。けれど、それは父の云々とは関係ない。1ヶ月前の出来事、そう、選挙結果が今頃になってボディーブローのように効いてきたのだ。生まれて初めての気持ち。選挙に落ちたこと、みどりの会議からひとりも選出できなかった悔しさに、充満する無気力感・・・
 その夜、アンダーグランドライブが行われた。選挙後、店に出ていくつかのライブにふれ、涙が出たり、胸があつくなったりとかなり励まされた。この夜も、出演の皆さん、お客さんからいろいろ励まされ、心の中にひとつの思いがふつふつと湧き上がってきた。俺は生きている。生きる、生き続けることがすべての可能性につながる。両親から戴いたこの命、さらに言えば、ご先祖様から戴いたこの命、命ある限り、この命、燃やし続けよう。
 保之の命日に、命について思ふ。ここから、またはじまる。