教えてくれてありがとう。

 母親ほどの年齢のお客様が、自分の息子に伝えたいという話しを僕にしてくれた。それは、商売の極意であり、人の生き様であり、目指すべきものであり、時代が変わっても変わらないもの。「人は一番調子がいいときが危険である。」ともうひとつ。自分を見つめたとき、幸いなことに、ほとんどいつも僕は調子がよい。つまり、常に危険なのかもしれない。魂のこもった彼女の話は、リアリティーを持って僕に迫る。
 もうひとつは、長く続く商売の極意。これまで僕の知らなかった真実。崖っぷちでも温かい日差しは差し込んでくる。風はどちらからでも吹いてくる。窮屈なのは、僕の心の中だけなのかもしれない。もっともっと自由に。
そして感謝の心で。
 素敵な絵本にもめぐり合え、ご機嫌な一日。さあ虹の彼方へ。

おやすみなさい。皆様。合掌。