スーパーモデルがやってきた!?

 昨日の夕暮れ時、マヤ暦で言う僕にとっての「スペシャル反対キン」のお二人が偶然にも同時にご来店された。これまでも確実に、スペシャル反対キンの方とお会いする日は特別な出来事があった。心の中で、「むむむむ〜〜〜!!」と叫んでみる。
 そうこうしているうちに、小幡さんの110回目のライブがはじまる。蚊の音さえもまったく気にならないスペシャルなライブに脱帽。終演後も3分間は誰も身動きできない。超余韻の世界へ。
 そして小幡さんの楽器を車に詰め込んで、もはや本日もおしまい、と、そのときドラマは幕を開けた。僕らの目の前を通り過ぎる超美人な二人の外国人。「すごいべっぴんさん!!こんなひとらがメロポチにも来るようになれば・・・」と思った瞬間、階段を降り始めるではありませんか!慌てて後ろから店に入り「ナイスチューミーチュー!」と声をかける僕。
 ライブは?と尋ねられ今夜は終わりました。と説明をすると、一杯だけ飲んでもよいかとの問い。「もちろん」と答え、会話は始まった。
 トルコとバルセロナから来た二人は仕事をしていたロンドンで出会ったとのこと。そして1ヶ月間の日本滞在の旅は残すところ、金沢2泊、東京4泊、関空からの帰路のため大阪で1泊を残すのみになったという話。日本人と話がしたかったのに、誰もシャイでまともに話ができなかったということ。メロメロポッチの歴史について、そして、来月に控えた僕の演劇について・・・いろいろと話は弾んだ。そして、なんとなく「仕事は?」との問いににやりと笑い、「スーパモデル」と答えた。そして、なぜメロポチに?と尋ねると、ラフガイドという世界のガイドブックにこの店が載っていたからといって、そのページを見せてくれた。
 10年の歴史の中で、また新しい物語が生まれようとしている。金沢の片隅にあるはずのこの店は、どうやら世界の片隅にあったようだ。もうちょっと英語の勉強し〜ようっと。そしてスペイン語も。
 あとシークレットシューズも買うべきか・・・つまらぬことに悩む夜。