宵月

 「宵月」は僕が主催する激団トラベルボンバーズの本日よりはじまる新作。通算7回目の作品。ゲネプロは全く予期せぬ事態が次々起こる超アンビリーバブルなものだった。作品を創っているというよりは、目に見えない何かに導かれるように今日までその道のりを歩んできた。団員の数も過去最高。公演時間も約2時間の過去最長。身の丈を超えそうなぎりぎりのシチュエーション。しかも、わたくし気づけば初老。人生で初めて胃が何度も痛くなった。トラベルボンバーズの演劇は、シンクロニシティーの祭り。幕末の加賀藩の辛さに似た状況がメロメロポッチを襲ってきた。しかし、辛さのみならず、ビックリする様な素敵な出来事も同じく訪れた。
 燃え尽きるまであと3日。ここまでなんとかできたことに感謝しつつ、本公演3日、5回。すべてを皆様とともに楽しみたい。

 ありがとうございました。支えてくださった皆様。