ふんどし一丁丸腰外交

 先日の朝日新聞に、イラク派遣に対する僕の意見が載った。自衛隊の衣装に、銃を携えていけば間違いなく先方はびびるだろう。たとえ自衛用の銃であっても・・・つまり、僕の意見はふんどし一丁丸腰の協力だ。白旗にも近いこのスタンスとユーモアがあってはじめて心の面で受け入れてもらえるのではないだろうか?というわけだ。
 今日、ある友人の父親のお通夜に参列してきた。一部のお経が終わったところで、真宗のお坊さんが命の大切さについて語ってくれた。そのとうりである。一人の命を尊ばずしていったい誰の命を重んじるのか!イラクの人も、日本人も、アメリカ人もないのだ。すべてこの世に縁あって生まれきた大切な命なのだ。そして、僕たちがいただく食べ物のすべても、感謝してもし尽くすことのできないありがたき命なのだ。ただただ、この命の連鎖に感謝しつつ自分の務めに生きるのみ。それが人生。