はじめての雨

 昨日10月3日の日曜日は、金沢アースディフェスティバル2004が、金沢の中央公園で開催される予定だった。1996年からこのイベントのボランティア活動を始め、昨年の畑の収穫祭を含め9年目にしてはじめて雨が降った。このほか、様々なイベントを屋外でしてきたけれど、雨による中止は初めてだった。
 雨が降るのだ。この町は。あたりまえのことだけど、弁当忘れても傘忘れるな、と言う古人の言葉をかみ締めた。メロメロポッチで急遽、内輪の懇親会という形式で、ライブや物販が行われた。みんな、それぞれに思うこともあるはずなのに、にこやかに時が流れたことはありがたかった。そして、雨が降ったがゆえに初めて、僕自身別の喜びがあったように思う。ブースを出す様々な人とじっくり話すこともできたし、これからどうやっていくかも話し合えた。「スローカフェからスローライフ」このテーマは外に発すべきテーマの前に、僕ら自身がかみ締めるべきテーマだったのかもしれない。
 いずれにせよ、関わってくださり、お世話になった皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。そして、雨天時の準備不足、申し訳ございませんでした。