横浜ランドマークタワー

 2度、最上階に上ったことがある。車がミニカー、人間はありんこに見える。昨夜、音楽堂で金澤攝氏の演奏会に足を運んだ。中盤で突如、最上階からの僕らの日常のイメージがひろがった。人間はもっと、もっと、あるいは何を思って日々、右往左往している。実はもう得ているのだ。果てしなく広がる無限のイマジネーションを生み出すこころ。早送りのように回り続ける連続は時のからくり。ひと時もとどまらぬ無常のさざなみが宇宙のバイブレーションかーー。
 それでも人はまた汗を流し、なんどでも出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に、いつか見た夢を目指すだろう

いつでもどこでも山口洋。最後は必ずたどり着く人・・・