深夜にカレーを食いながら

 予期せぬ35年間を振り返る。予期せぬこの人生を。
人の一生はそれほど複雑なものではなく、単純な毎日の繰り返しによって継続される。そして何かを待っている。人それぞれ違ってもみんな何かを待っている。
 あの日と変わらぬ心で生きるものは何人いるだろうか?みんな変わってしまっている。そんなことは言うまでもない。生きることそのものが変化の連続だから。だけど、それでも変わらず心にあり続けるもの、そんなものに忠実に生きていきたい。これまでもこれからも。