ひみつ

 メロメロポッチでLIVEをしてくださったミュージシャンで、この場所の素敵なひみつを教えてくださった方を先日ふと思い出した。たった1度のライブで、おそらく直感的に彼のメロポチライブは2度とないと思う。ライブを終えた彼はカウンターで2,3,話され、その中でポロリとこの場所についてコメントしてくださった。4,5日前、朝の6時近くまで、CDの整理をしていたとき、彼のCDが棚の奥から発見され思い出したわけだけれど、不思議とそのCDはかけたことがない。発見はしたけれど、かけるのはまだのような気がして、また奥にしまう。
 強烈な眼光、そして、余裕な風を身にまとった彼は今夜もどこかの街で演奏していることと思う。町々で演奏して飯を食う人は、別の言い方をすれば旅人だ。一つの街で何かを残し、ひとつの街で何かを見つけ、また次の街へと向かう。演奏をするというのは、実はほんの建前で、別の何かのために彼らは旅しているように思う。DNAにもメッセンジャーRNAがあるように・・・
 地球はひとつのいのちで、ぼくらは流れゆく血液か、それとも・・・
世界や宇宙の秘密を知るには、時間はあまりにも足りなくて、でも明日にでも振ってくるような不思議な予感。
 夏の余韻と空の静けさを感じさせる10月の風と戯れる。
忙しくなるのはこれからだ。