ことばにできないあふれでるものたち
幸せという言葉のチープさ。理屈と真実が孕む暴力性。
突拍子のない愛のない質問。悲しみに含まれる深い味わい。
孤独が与えてくれる静けさの意味合い。
なぜ人は、静かに見つめ続けることができないのか。
なぜ、早急に答えを求めるのか、あるいはなぜ、そんなにも失うことを恐れるのか・・・
もっとも、危険な言葉。「絶対」「永遠」「時間がない」・・・
与えられただけ、捧げるときがくる。そんなこともなぜ分からないのか。
本当は誰もが、あふれんばかりに幸せなはずなのに。
久しぶりに、どーんと考えさせられた夜。それでも、僕は幸せなのだ。
たとえ明日すべてを失ったとしても。ありがとう、星のきれいなこの夜。