素敵なプレゼント3つ。

 今日は雪もまだなのに、真っ白になるくらい素敵なプレゼントをいただいた。
 まず未明のメール。大学時代の後輩、富さんこと富田譲治君が親父になった。彼女の体の状態を考えて、間違いなく帝王切開だろうといわれていたにもかかわらず、自然分娩。これは、ものすごいことで、彼が撮影した赤ちゃんと彼女の写メールを見て、泣いてしまった。朝になっても。正直自分の子供のときより、心配していたのだ。けれど、新年早々僕にとって最高のニュースとなった。
 そして、第2のプレゼントは間違いなく僕が石川一と感じているアーティストの最新作品集。素敵過ぎて、ただただ言葉をなくしてしまう。なんて柔軟で、自由で、切ないことばとあたたかい絵の数々。この殺伐とした世界になんと愛にあふれた表現を!!頭が下がるとともに、彼と出会った頃の日々を回想する。ずっと、彼は彼だった。それこそが愛すべき点。
 そして、夕暮れ第一次閉店時の東京からのお客様。初めて出会ったのに、なぜか僕は、かなり内面的な気持ちを述べ、僕のこれまでの演劇作品群に、最高の評を下さった。自分で話すことによって、これまで漠然と心に思ってきたことのつながりを認識することができた。温かく僕の話を聞いてくださった彼に深く感謝したい。ありがとうございました。
 ゆったりとした時間が流れ、優雅に一日を過ごすことができた。あふれんばかりのギフト。存在への愛。宇宙につながる地下室の夜は余韻で満たされ、僕はその余韻に酔いしれる。

ありがとうございました。今日という一日。そしてみなさま。