書初め

 先日、某お客さんのお宅で開かれた書初め新年会飲み会に参加させていただいた。僕は、さんざんゲーム(立体4目ならべ)で遊んだ後、「映」という一字を書かせていただいた。わきあいあいとした和やかなムードで淡々と進んだ会だったが、意外なところでぶっ飛びモードで盛り上がった。最後から2番目にやって来た男の子が乾杯の音頭を執る際の挨拶で「今年は家族をつくりたい。」と彼女を前にした大プロポーズ乾杯。口数の少ないシャイな彼だけに周りは大喜び。まるで、盆と正月が一度に来たような瞬間だった。
 実態とはかけ離れた経済の流れをよそに、人間と人間は括弧とした絆で結ばれてゆく。面白い瞬間はいつでもすぐそこで待っている。
 空が限りなく澄んだ夜に。ありがとう素敵な瞬間。