選挙に行こうキャンペーン

 3回目の選キャンは、新たな展開に入った。候補予定者とミュージシャンと市民。という構図から、それら3者に加え「20年後の金沢を考える会」という若手市議5人が公開討論会に加わってくださった。いよいよ、政治的に熱いものを感じた夜だった。政治の世界は、最も体育会系的な上下関係が厳しい世界で、「上の意向」がものを言う。ネイティブアメリカンの世界でもやはり長老の意見が尊重される。しかしそれは、7世代先の子供たちのために、という大前提の上でだ。悲しいかな日本の「上の意向」は、そんな大儀を感じさせてくれたことはない。この「上の意向」の結果がこの大借金王国なのだ。けれど、その結果に対し、誰が「私の責任です。」と言っただろう。
 すべての政治家が「上の意向」のせいにして、すべての国民が政治家のせいにする。そんな悪循環の終わりの予感だ。「上の意向」ではなく、純粋に自分の感じた方向へ、責任を持って進む。そんな彼らに僕は精一杯のエールを送りたい。
 平日にもかかわらず、ご協力、ご来場くださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。