日々の輝き

 歩いて行く。この道を。冗談と愛と音楽にあふれたこの道を。シニカルになればすぐさま戒めてくれる人。鼻水をすすれば心配してくれる人。公演を打つといえば精一杯協力してくれる人。夢を追いかけて仕事をやめた人。乗り越えてみればその壁が意外と低かったことに気づく人。つかんだ夢と現実の狭間で揺れる人。世界の混沌を憂う人。ただただ感謝の言葉を口にする人。多くの人に囲まれて、歩いて行く。生きれば生きるほど世界は広がり、そして、遠くなる。けれど、日々の輝きは増していく。この瞬間、僕を取り巻く多くの人々が輝きになる。そして、日常になる。
 「ぼくらは いつか かならずとけあう」
あらゆる状況で、時代で、関係で、そんな信念があって欲しいと願う。
この言葉には、かなりのパワーが秘められている。
タイトルに負けないパワーで。21日より、お待ちいたしております。