13周年ありがとうございました。

 7月4日。月曜日。昼間のメロメロポッチは美女で埋め尽くされた。縁あって来て下さった宮沢和樹さん。(宮沢賢治氏の弟さんのお孫さん)静かなお話し会に僕の心は熱くなった。生前出版された宮沢賢治作品は自費出版の詩集一冊と友人と共同出版した童話「注文の多い料理店」の二冊のみ。しかもほとんど売れず。縁あってその詩集を手にした高村光太郎氏の終戦直前の花巻疎開時のひとこと、「この家には防空壕がない。掘りましょう。」その言葉に賢治の父が実際に防空壕を掘って完成数日後、昭和20年8月10日に花巻が空襲に。賢治の著作がその防空壕で難を免れなければ、今の賢治ブームはない。「アメニモマケズ カゼニモマケズ・・」も。残るものには意味がある。残るべき何かがある。
 13周年を迎え、ますます「ある」意味を考える。ありがたいことだが、もっともっと深く掘り下げなくては、と思う。美しい花々、笑顔、酒、メール、メッセージ・・・すべてが僕の胸に問いかける。ヒントは宇宙志縁隊で訪れた石巻、老舗ロックバーBe-in。マスターにまた会いたくなる。町はひと。どこにあるかではなく、誰がいるか。一人ひとり訪れる皆様の憩いの場所になることをめざして。
 皆様、ありがとうございました!!エクストラの歌も最高でした〜!!感謝!!!