2004-01-01から1年間の記事一覧

はじめての雨

昨日10月3日の日曜日は、金沢アースディフェスティバル2004が、金沢の中央公園で開催される予定だった。1996年からこのイベントのボランティア活動を始め、昨年の畑の収穫祭を含め9年目にしてはじめて雨が降った。このほか、様々なイベントを屋…

魔法のCD

メロメロポッチをはじめたころ、当時、そんなに忙しくなかったヒゲキタさんに工作教室と、手作りプラネタリウムの上映会を開催していただいていた。そして大概、暇な日が多かった。けれどなぜか、かけると不思議とお客さんが入ってくるCD が一枚あった。あま…

共に墓まで行こうぜベイビー

メロウ横丁というフリーペーパーがある。メロメロポッチといういかれポンチなライブハウスのライブスケジュールをお知らせするために作っているフリーペーパーだ。実は私はその店の店主で、編集長と夜のメロメロポッチで編集作業をしていると、一本の電話の…

深夜の一局

バイトの衣川君と、ETSUKO'S NIGHT のライブ終了後、将棋を指した。彼はさすがに美大生だ。よく感心させられる。将棋云々ではなく、その会話の中のあらゆることについての指摘だ。着眼点がいつも新鮮。(僕にとって)この日も、将棋というのは、ゲームそのもの…

時間

今日は不思議な時間の流れの一日だった。昨夜のライブペインティングの作品が、あっという間に撤去され、まるで嘘のよう・・・石川県一のアーティストと僕が思う前島たけし氏の俳句会。(僕がアーティストと認めるのは何を生み出したかではなく、何をあふれん…

レコードジャングル

レコード/記録、歴史、記憶。ジャングル/鬱蒼と茂る森。金沢一のディープなレコードショップ。それがレコジャンこと、レコードジャングル。ライブ前のひと時、5分間ほどマスターと話をした。いや、実際は50秒くらいだったかもしれない。しかし、いつも中村政…

秋風

秋風が吹き始めるころ、夜の帳が駆け足を始める。物悲しくも切ない季節。分からない、いや分かりそうで分からない、分かりつくすにはかなりの時間を要しそうだが苦にならない。そんなものが在る。ということが幸せ、ではないか。知ろうと必死に努力するのは…

映画ガイアシンフォニー

本日、野々市は常讃寺さんにてガイアシンフォニー第3番の上映会が行われた。敬老の日、母と共に。すばらしい映画。思い出した。忘れていた大切な何かを。故星野道夫氏。偉大なる人物。ありがとう、優しさとひたむきな生き様。龍村仁監督、5番の楽しみが増し…

一曲で尽きろ!

本日、元めんたんぴん、現コクシネルの池田洋一郎さんがお見えになられた。ここ一ヶ月で最高峰の感覚ブルブルの音を出している最高のギタリスト。ここ2週間でさらに磨きがかかっている、とおっしゃられるその原因を尋ねたところ、ライブは一曲で尽きるべし。 …

U氏との対話

いろいろな意味で僕に示唆を与えてくれる人物、それがU氏である。そんなにしょっちゅう会うわけではないが、だからちょうどいい感じで刺激的なのだ。週に3〜4日も徹夜をしてしまうという今の彼の職場に対し、決して愚痴を言うわけでもなくさらりと一生続け…

なるほど、なるほど

最近、割と店が暇なせいでいろいろと考え事をする。すると、また新たな発見がそこにはある。メロメロポッチは7年目に入ったわけだけれど、実はこの7年目にしなければならないことがある。移転である。3,5,7年目には何かがある、という話はよく聞く。…

お誕生日おめでとう!ル・高野男氏!

39歳の誕生日。本日迎えたル・高野男氏。実はジャスト、メロメロポッチワーキング1週年も迎えたのだ。この瞬間、自分自身にとって完全に時間がとんでいることに気づかざるを得ない。一年一年、日々メロメロポッチで生きてきた自分が、この一年はどこかへ…

はじめから決まっていた。

そんなことばが頭の中でひらめいた。今夜のライブ、メロメロポッチ久々の登場、きどたけし。店のオープニングライブを勤めた深い繋がりのあるミュージシャン。けれど、ライブ中のMCで「ここ」と店の名前でなく何度かそんなふうに代名詞で流してしまうあたり…

好き

たとえば、どうしても好きになれない性格。けれどその人の歌だけはどういうわけかしびれる。あるいは、そのひとの作品を見るとほっとしてしまう。そんなのが本当の“好き”なような気がする。 では人の場合はいかに?永遠に好きである、という以外に“好き”とい…

なんでもおこる・・・

そんなご時世、そんなときに必要なのは動じないこころか、はたまた機敏な感受性か!?風がどっちから吹いてくるのか、たまには立ち止まって耳を澄ましてみるのも必要かも・・・

会話

会話の面白さは相互作用だ。そんなことを思うのは本日よく会話をしたせい。一体何が引き出されるのか、二人の会話はどこにたどり着くのか?分かっていたらおもしろくない。(おもしろいこともあるか!) 得てして思うことは、深く語り合った後の自分のイメー…

映画三昧

眠っているような一日が過ぎ去った。昨夜、美大生と別れた後、駅前の某ホテルへ向かった。ジーコ内山監督の荷物をフロントに届けるためだ。だめだった。フルネームを言うことができなければだめらしい。(受け取ってくれなかった) 翌朝、監督からの電話。荷…

美大生

先日ある美大生から手紙をもらった。泣いた。彼女は僕に多くのものを与えてくれた。忙しさにかまかけてその御礼を言う間もなく、逆にある出来事に対して礼を言われた。美大生、(おっと卒業生でした。)なだけに彼女が描く絵ほどピカイチ!という文章ではな…

法事とアソコ

今日は、義理のおじさんの1周忌。朝から車を飛ばし、輪島へ向かった。無事会席もおわり、おばさんの家に戻ったところで、おじさんの最後の話を聞いた。分かっていたそうである。自分の死期を。 “先が見える”ということについて、昔ある人が欲があるうちは見…

カレーつくり

メロメロポッチの食べ物メニューで一番人気はカレーである。今夜、また一鍋できあがった。久々に味付けを自分でした。長い行程の中でいくつかのポイントがある。このポイントをうまくクリアできると、作っている最中でも、出来上がりの期待感から胸がわくわ…

安楽死

墓参りに行って来た。昨日。僕の親戚の中でかなりの思想家は二人いる。田中哲郎氏そして坂本一郎氏。坂本一郎氏は輪島は縄又町在住。みどりの会議から立候補し、輪島駅前で街宣していた僕に対し、「国政はわけに行かんぞ!」とエールを送ってくれた大正15…

週末のライブ

昨夜はDROP OUT SHOW、今夜は勝野タカシ、杉野清隆。ライブは継続からにじみ出てくるものがある。まさにそんな味わいを感じさせてくれる週末だった。 42回を数えるDROP OUT はオルタナ系が際立つが故、これまでオーソドックスなサウンドに馴染んでいる者に…

永遠

大好きな映画のひとつに“セント・エルモスファイヤー”がある。その中で、彼女と別れた男の子が「永遠もずいぶん短くなったね。」というせりふが耳から離れない。永遠とはそもそもあるのか、それともないのか。盆の逆上がり、否、昼下がり、あまりの暇さにル…

はじまり

6年前の7月4日、メロメロポッチはたくさんの友人たちのおかげでオープンすることができた。当たり前のことだが、できた当初は周りのどの店よりも若く、大概の店を先輩と思ってやってきた。ところが、最近ではかなりメロメロポッチより若い店が増えてきた…

命日

昨日8月10日は、父保之の命日だった。なんとなく調子の出ない、あえていえば、さえない一日だった。けれど、それは父の云々とは関係ない。1ヶ月前の出来事、そう、選挙結果が今頃になってボディーブローのように効いてきたのだ。生まれて初めての気持ち。選…

泣いても笑っても環境です。

わっか

孫悟空のわっかの話を聞いたことがある。ある修行僧の話だ。睡眠時間が減ってくると、頭に孫悟空のわっかのようなものがかかるという。そして、更に睡眠時間が減るとそのわっかが絞まってくる。同じく、ドゥーンの金子氏の言う頭のつぼががんがん痛む。 ここ…

静寂・・・珠洲

車の音が聞こえない夜。久しぶりに体験した。美しい自然。静寂の中に、自分の存在がふっと消えた。もっともっと大いなるものがある。もっともっと深いものがある。なんにもなくても、自分の内なる無限を感じることができた。日が上がれば政治談議。老いも若…

匿名の怖さ

インターネットの犯罪や事件が増えている昨今。匿名という要素が大変大きなポイントではないか、と思うのは僕だけではないはず。 責任という言葉が見えてきます。自分の責任、すなわち自己責任をもった発言、行動が大切に思える夜。それ以外、せつなすぎます…

時間

店に毎日行かない生活にもだいぶ慣れてきた。けれど、リズムがなかなかつかめない。何時何分に彼女が来て、何時に彼が来る。今日は何曜日だからそろそろあの子が来て、雨が降ったら彼が来るだろう・・・人が中心のメロメロポッチタイム・・・ 今は、事務所か…